今日、旦那のオンマからMAILがきた。時々MAIL交換をしているのだ。
もちろん韓国語で。あたしは翻訳機を使用←ダメ嫁。
話の流れで、昔旦那と大喧嘩したことを思い出して書いた。
オンマは初めて聞く内容で、自分の息子がそんなことを思ってそんな風に
言っていたとは知らなかったらしく、とても喜んでいた。
そして知らせてくれてありがとう、と書いてた。
デート中でも電話中でもMAILでも、旦那は
オンマがーオンマがーオンマはーオンマはー・・・
大和撫子の(←関係ない)日本女性のあたしとしては、
「いい加減にせーやー!なんやの?それ?おかしいんちゃう?
あんたもおかしいけど、親もたいがいやな!!」←大阪風大和撫子
みたいな暴言を吐いたことがった。
その時、旦那は間髪入れずに大激怒して言い返してきた。
「オンマの悪口を言ったな!?別れる覚悟は出来てるんだろうな!」
「はぁぁぁ??」
マジでビビった。チビっちゃいそうなくらいビビったー。おかしい、おかしいー!
その時初めて韓国では自分の親、特に韓国男の場合、自分の母親をバカに
されたり冒涜された場合、許しがたいことになると言う事を知った。。。
どうにか謝って(半分はイヤイヤだったけどー)事なきを得たけど、
仲直りするときに、旦那があたしに
「オンマの悪口を言うなら死ぬ気でかかって来い!殺されてもいいなら言え!」
って言ったことばが今も忘れられない。
当時は本当に理解できなくて、イヤでイヤで仕方がなかった。
でも、結婚2年目。良いことも悪いことも、辛いことも楽しいことも、
二人で乗り越えて支えあってきた。今まではイヤでイヤで理解不能!!と
思ってたことが、ひとつひとつ、大事なモノに変わってきた。
もし、自分に子供が生まれたら、息子が生まれたら、旦那が自分の母親を
思うように、自分の子供はあたしを思ってくれるのか。
どんな場所でも、どんな人にでも、堂々と自分の親を尊敬していると言えるのか。
旦那がオンマの話をするとき、すごくかわいく見える。もともとプーさん似で
かわいいけど、更にかわいく見える。そんな時、どれだけ旦那のオンマは
旦那を愛して愛して慈しん育ててきたのかが見える。
最近、少しづつだけど、ほんとに少しづつだけど、何となく理解できる入り口に
近づいてきてる気がする。
オンマのMAILで「教えてくれてありがとう。とても嬉しい」と書いてあったけど、
オンマ、感謝するのは、お礼を言うのはあたしです。
オンマには多分(絶対)一生勝てないです。